フォートナイトがAppストアから消えました。
これは、Epic Gamesがappleに行った、Appleのプラットフォームを経由しない形でのサービス提供に端を発した、重大な規約違反から始まったものです。
この事件は、Epic Gamesの看板作品である「フォートナイト」において
課金の支払いを直接払いにすると、Appストアを通さず支払いができてしまう
ため、Appleの規約違反に伴いストアから消去された、というお話。
このブログでも過去プラットフォームの記事を掲載していますが
Epic Gamesのプラットフォームは、Steamを除いたプラットフォームではかなり成功しています。
しかし、それはあくまで自社プラットフォームであったからの話。
今回の件について、私の個人的意見としては
Epicが規約違反をしたのだから、悪いのは規約に従わなかったEpicであり
プレイヤーに迷惑をかけているのは紛れもなくEpicである。
という、事実を捻じ曲げてはいけない。
これだけです。
確かに他社のSteamなど他社プラットフォームで提供するために、手数料がかかってしまいます。
しかし、それはどんなビジネスにおいても当然のことです。
しかも、今回のAppleとの抗争は、計画的に行われたことは明らかであり
プレイヤーを煽り、appleを悪だとする宣伝には、盗人猛々しいとも感じます。
しかも、この動きをゲーム開発やプラットフォーム事業の変換点になる、という記事前向きなも散見されますが
この記事を書いている数日前には、appleにEpic Gamesが送った
Appストア内でEpic Gamesの製品を特別待遇にする要望
が暴露されており
結局、開発者を第一に考えていると思わせた理念は、自社利益のみを重視したものに変わってしまった、と言わざるを得ません。
また、EpicがAppleに反論したものがそのまま返ってくるように
Epicが独占的開発会社になりかねない可能性もあります。
結局現状では、Appストア内でEpicが提供するUnreal Engineの使用禁止にまで話が進んでいる状況で
結局これも、Epicが起こした今回の事件で開発者が割を食う結果に陥りそうです。
結局、この話の争点は
アプリ内での課金から支払うプラットフォーム側への手数料が高い
ということであり。
優遇処置を断られたことに対して、Epicはプレイヤーや開発企業を巻き込んだ行動を起こした
という、すこぶる迷惑な話な訳です。
※ちなみにこの話で一番困るのは、 Unreal Engineを使用して開発をしている開発者であり、この件の一番の被害者になりえるのは開発者です。
今後の展開については見守ることしかできませんが、Epicには全く賛同はできない状況です。
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