表現におけるジェンダーについて

   
     
アニメ

今回の記事は、少々まじめ気味なお話となります。

また、本文に書かれている内容は「私個人の主観」の話であり

評価されること、批評されることを目的としておりません。

 

最近映画業界で

ジェンダー:性別による社会的差別

について叫ばれており、耳に挟むことも多いかと思います。

 

そのおかげもあってか、映画界でもオーシャンズ8やゴーストバスターズ2016など、女性版リブート作品も増えてきており

また、ディズニー系の作品では、強く凛とした女性、という

守られる女性から脱却したキャラクターも増えています。

 

しかし、そういった女性目線の作品を見て、毎回

作品の中で強い女性を目立たせるためのテンプレートがあまりにもひどすぎるのではないか。

と、思うことが多々あります。

  

例を挙げると、オーシャンズ8

前作オーシャンズシリーズのリーダー ダニーの妹であるでデビーが計画した

ダイヤモンド強奪作戦を巡る話

という内容なんですが、見ていて思っていたのが

これメンバー全員女性である必要性あった?

というものでした。

 

前提として、私は女性が主役の作品はかなり好きです。

しかしそれは

女性という性別的少数が性別的多数を圧倒する

という逆転要素が面白いと感じているからです。

 

しかし、オーシャンズ8については、全くそれがない。

女性のコミュニティで、強みを持つ女性たちが集まって

計画を遂行する。ただそれだけで、女性である必要性という理由が微塵もかんじられなかったからです。

※逆を言えば全ての作品で、この性別だからいけない、という明確な理由が挙げられる作品も少ないのですが。

 

この脚本を作る経緯を私は知りませんし、知ってもこの作品の評価は変わらないと思いますが

この作品をジェンダーを叫ぶ人が見て、納得したのでしょうか?

性別関係なく対等な状態でいる

それが、ジェンダーという考え方の根にあるものだと思っていました。

しかし結局、作品のラストでは、女の武器を使って男をはめ

女性は女性だけで成功してそこには男は一切いない、という

異性を排除した環境と欠けた異性への敬意だけでした。

  

とまあ、こんな感じで

私の中では、オーシャンズ8は最低の作品ということで評価が決まった訳です。

 

女性は自由に生きる権利がある

確かにその通りだと思います。

そして、芸能界などで、そういった女性であるが故に起きてしまっている事実ということもあります。

それをなくしていきたい、という動きが生まれるのも当然です。

 

しかし、ジェンダーという問題について毎回思うのは

問題定義をしている人の頭の中にある、言葉の真意を読み取ることができない、ということです。

昨今のディズニー作品では、守られる女性(プリンセス)は作られなくなっています。

しかし、プリンセスに夢見る女性がいたっていい訳です。

女性全員が強い女性を夢見るわけではないはずなんです。

それと、女性を強く見せるために、男性がことごとく無能のように書かれることも納得がいきません。

きちんと、性別に関係なくそれぞれの存在に意味がある、それを伝えることが重要ではないかと思います。

 

また他にも、単一の性別だけの環境に異性が進出することも増えてきました。

ただ、環境によっては単一の性別だけで構成する方が効率的な場合もあります。

それは、差別とは言わず区別と呼びます。

 

私が昨今のジェンダーを意識した作品で思うことは

この差別と区別をきちんと判断できることが重要だと考えています。

 

それは性別比率の問題ではなく、きちんと敬意のある関係。

性別で判断されず

お前に任せた

その言葉が使われる世界こそがジェンダーの無い世界です。

 

そんなこんなで今回は、ジェンダーについての表現のお話でした。

結論を言うと、 アニメやゲーム・映画など、フィクションの中でジェンダーをやり玉に挙げるのはナンセンスであり。

大事なことは、その作品でジェンダーを解く意味があるのか?ということだけです。

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