ゲームにおける表現の制限

   
     
ゲーム

みなさんやってますか?

麻雀

FF14で導入されたドマ式麻雀!

吉田P/Dでさえも想定してないレベルで世界中で好評を得ているそうですが

今回は、FF14が麻雀を実装した理由のお話。

※今回の記事は、FF14PLL(プロデューサーレターライブ)の内容を抜粋したものです。

何故、わかりやすいポーカーなどではないのか。

と思われますが、麻雀実装には

FF14が国外でサービスを提供していること

が大きく関わっています。

ゲームを開発する上で必ず取得しなければいけないものがあります。

それが「レーティング」表現の申請です。

日本ではCERO(コンピュータ エンターテインメント レーティング機構)の審査を受け

対象年齢ごとにABCDZと区分が別れます。

※バイオハザードなど暴力やグロテクスな表現があるものの殆どが「CERO Z」(18歳以上向け)になっていますね。

またレーティングには、こういった表現を実装するね、というライセンスの取得が必要になります。

FF14では、当初麻雀を実装する前はポーカーを実装する。

という計画で話が進んでいたそうですが、ここで表現の壁にぶつかりました。

海外では、ポーカーはギャンブルに該当するため

ギャンブルを実装する

という、表現のライセンス取得をサービス展開している国でしていなかったため

今回の実装は見送られることとなりました。

少し前の話になりますが、FPSゲームのレインボーシックスシージが中国に進出することに合わせて、表現を見直す、という発表がありました。

こちらのURL

で、unityが発表した

「あなたのゲームを中国でリリースするには」

では、中国でゲームを発売する上では

政治的・暴力的・性的な表現はそもそも禁止され、ゲーム内容により修正できないのなら、ライセンスは取得できない。

といった、内容も書かれるほど、各国で表現に対しての規制、というものは多くあります。

 

私は別段、表現の規制に対して異論を唱えない訳ではないですが

国によって、思想もあり、国民感情や倫理観にも違いがある。

そういった状況下で、万人に愛されるものは絶対にないし

それを尊重しながら、自らが表現したいことをやるのが、表現の自由なのではないかな

と思っております。

本日はここまで!

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