2018から2019年はルートシュターの最盛期と言っていいほど多くの作品が登場しました。
fallout76
Anthem
DIVISION2
Borderlands 3
上記4作はこのサイトでもご紹介したもので、これ以外にも沢山のルートシューター(ハクスラ)ライクのゲームが発売されました。
私自身1つのゲームをそこまでやりこむということをあまりせず、基本的にゲーム本編を終えるとそのゲームを触る機会は少なくなります。
そして、ハスクラでおなじみの強い武器を得るために掘りに行く、という行為にも触れることがありません
強い武器を得るという行為は、ストーリーを進める上でのエッセンスの1つでしかなく、それがメインにはなりえないという考えが根底にあるからです。
そして、現在上記のことも含めた話もあり、ルートシューターがかなり下火になっています。
以前記事にもしましたが
ということが下火の要因になっています。
この数年に発売したルートシューターゲームは特にエンドに行くまでが短い!
たしかに、オンラインゲームのオンラインゲームたる意味は、エンドコンテンツにあり。
プレイヤーも今より高難易度で魅惑的な報酬を手に入れる
ということを望んでいるでしょう。
しかし、蓋を開けて中身を見てみれば、強化した敵を配置した同じステージの使いまわしばかりで、ストレステストをなんじゃないかと思うこともしばしば。
しかも、文字によるコミュニケーションは廃止され、エモートだけで会話するという原始人仕様。
※仲良しはVCでやれってことなんでしょうけど
このエンドコンテンツに対しての話は、様々な意見がある話だと思います。
ルートシューターやハスクラは特に、
ゲームの本質はコミュニケーションではなく、いかに効率よくステージを周回し、強い武器を得るか
であり、コミュニケーションは最低限でよい、必要ないと考える人もいるでしょう。
しかし、それでは生き残れなくなっている状況が発生しているのも事実。
現状、運営の利益もソフト単体だけの販売で、プレイヤーからの料金徴収はインゲームマネーの購入だけで、大半の開発費をパブリッシャーなどの他社資本で行っている状況です。
※サーバーの維持費の事を考えると大手と契約して運営するのも大切なのですが…
しかし、その結果が目玉となるコンテンツが周回、目新しい敵もいない、演出も地味、やってることも大していつもと変わらず、そして目玉の高難易度はただの数値を強化されただけのステージ
と散々な内容です。
※これで楽しめる人が居ればすみません。でも私は全く魅力を感じませんでした。
これでプレイヤーが減った!谷間の期間を超えてもプレイヤーが戻ってこない!過疎った!と騒がれても、自業自得、そういう運営体制なんだから、と言わざるを得ません。
なお、現状FPS全般のゲームで有料制を布いているオンラインゲームはかなり少数で、また追加エキスパンション(大型アプデのパッケージ)販売なども行いません。
この状況下でゲームが良くなるのか?と言われると、全く見当がつきません。
2020年2月10日にANTHEMの開発が、ゲームの抜本的な改修を行うという新生への道を発表しましたが、果たしてそれが良い方向に行くのかもわかりません。
※FF14 P/Dの吉田氏が過去講演で言っていた、一度評価が落ちてしまったゲームを復活させようとすること自体が異常であり、それなら新規でゲームを作った方がよい、という発言を思い出します。
2020年に入ってルートシューターは一気に落ち込み始めています。
それは、様々な要因を孕んだうえで問題を改善しなかったことや、プレイヤーの動向についていけなかったことが原因であったと思います。
ステージをクリアして強い武器を手に入れるだけ
そのシンプルさ故に、自らを苦しめているルートシューターに明日はあるのか。
多分私は、数年ルートシューターには手を付けないと思います。
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