人体工学に基づいたデバイス、MMOにボタンを増やしたマウス
など、デバイスも時代・ゲームによって進化しています。
というわけで、今回ご紹介するのは
2011年に発売されて、2018年頃からプロシーンで注目されたこちらのデバイス
![](http://game-device-fan.com/wp-content/uploads/2021/03/HB-Front-Transparency4k2compressed-1024x500.png)
hit BOX(ヒットボックス)です。
※レバーレスコントローラーと言います。
なにこれ?と思われる方もいらっしゃいますでしょうが
こちらアーケードコントローラーでございます。
※ ゲームセンター筐体のコントローラー
なにか、おかしいと思いましたか?
そう、これと見比べれて見れば一目瞭然
![](http://game-device-fan.com/wp-content/uploads/2021/03/akecon05.png)
レバーがないのです。
構造を説明すると
![](http://game-device-fan.com/wp-content/uploads/2021/03/0af14de3ea6a579df909a2e43785450f.jpg)
赤ボタンが方向キーになっている訳ですね。
別の言い方すると、
まさかのここにきてテンキー入力が戻ってきました。
さて、このコントローラーの利点ですが
レバーによる動き、ではなく指での入力により
理論値での最短入力が可能となるそうです。
※私自身、そこまで入力を意識したことが無いので、明確なことは言えません。
一例を出すと
←・→・□
というコマンドがあった場合
レバーでこの動作を行うのと、指で入力するの
どちらが早いか、という考えでわかるかと思います。
現在、プロプレイヤーで使用率が増加しているこのコントローラーですが
実は、一部大会に関しては、若干グレーゾーンでもあるらしく
大会ごとで使用禁止の有無が変わるそうです。
現在、公式大会で認められたコントローラーは
・アーケードコントローラー
・PSコントローラー
の2種なのですが
考えてみるとPSコントローラーの方向キーが認められるのなら
別にレバーレスコントローラーも問題ないのでは?
と思ってしまう部分もあります。
というわけで、今後の格闘ゲームのプロシーンで展望が気になる
レバーレスコントローラーでした。
意外と7000円台で買えるものもあるので
興味があれば是非!
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