ゲーム
ハードの進化により、ゲームの映像はゲーム体験の中に組み込まれていったが
最近、本当に映像とはゲーム体験なのか?と思うことが多い。
例を挙げると
ファイナルファンタジー(以降FF)は、ナンバリングの7以降、
スクウェア・エニックスは、FFを常に新たな映像技術をお披露目する場として、利用してきた。
実際FF10の時は、プレイステーションのポリゴンから一新して
実写的なムービーを見た時には胸が踊った。
しかし
ゲームの内容自体が面白かったか?
と問われれば、人を選ぶゲームである、と私は回答する。
実際、ゲーム内容と映像技術は比例しない。
そして極論を言ってしまうと
映像技術のお披露目でゲームを作るのであれば、映像会社になればよい
というのが、私の持論でもある。
ゲームとして遊ぶことによって、プレイヤーにどのような体験をさせたいのか?
それが不明確なゲームは多く、美麗な映像は、
「ゲームを遊んでからのがっかり感を増大させるための一因」
になることもよくある。
アニメで言われるオープニング詐欺である。
動き出したプロジェクトは止められない、
それは日本のゲーム開発会社に置いては絶対に避けられない自体であり
当然そこには納期が発生するが
発売後、その作品が長く愛される作品となるのか
開発会社が信用を失う作品になるのか
そこを見定めて開発が行われれば、AAA作品がコケることもないのではないかと思う。
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