Falloutが代表としてあげられる、ポストアポカリプス(黙示録の後)を取り扱った作品は数多くありますが
この中で一際大きな光を放つ作品があります。
METROシリーズです。
このMETROは現在
Metro 2033
Metro: Last Light
Metro EXODUS
の3作には原作小説が存在する、という大きな特徴があります。
作品の概要は、Wikiに詳しく書いていますが
舞台は最終戦争という核戦争で、核ミサイルが飛来したモスクワ。
地上が放射能で汚染されたため、人々は地下鉄で暮らすことを与儀なくなくされます。
人々は地下で、何とか生きていくことが出来ていたのですが
時が経つにつれ放射能で突然変異したミュータントが発生。ミュータントからの襲撃で、駅は壊滅の危機が訪れていました。
そこで、とあるきっかけもあり主人公のアルチョムは、遠く離れた駅へ応援を呼ぶために向かうことになる。
というのが、大まかなストーリー。
この作品のいいところは、とにかく硬派なところ
フォールアウトのようなレトロフューチャーもなく、マッドマックスのようなモヒカンが出るわけでもない
しかし、作りこみの凄さは随一!
また、この作品の面白さの1つに、訪れた駅1つ1つが独自の文化圏を形成している、という点があります。
例えば主人公の故郷である駅では、特に何の変哲もない田舎であり
別の駅に行けば、共産圏を形成していたり、
とある駅では、ファシストたちが別の駅への侵略を企てていたり
と、まあ、だいたいアルチョムが不幸な目に合うんですが、ストーリーのメリハリをつけるよいエッセンスとなります。
そして、今回の題名にもある「文学的ポストアポカリプス」
この作品の大きな魅力が、ロード中にはいる主人公アルチョムの独白。
アルチョムの声は、声優のてらそままさきさんが演じられていますが
とにかく演技がイイのと、文書がとてもよく、アクションゲームを遊んでいるはずなのに小説を読んでいる気持ちにさせてくれます。
ストーリーがとても受け入れられやすいのです。
そんな、文学好きもアクションゲーム好きにもお勧めできるMETROシリーズ!
興味を持ってみたら是非!
コメントはまだありません