エルデンリングが発売して遊び続けています。
現在プレイ時間も150時間を超え、ついにクリアしました!
というわけで、エルデンリングを遊んでみての感想を書いていきます。
なお、作品の内容については、ふれていきません。
気になる人は、是非買って遊んでみてください。
動画の視聴では絶対に味わえない体験があなたを待っています。
ソウルライクの良いとこ悪いとこ
ソウルライクという言葉を世に生み出したフロムソフトウェアのソウルシリーズ
その中身はダンジョンのトラップをかいくぐりながら
ひたすらに強い攻撃や動きをする雑魚やボスを倒すというゲームです。
その中でプレイヤーは操作キャラのレベルを上げ、装備を強くし
そして、 プレイヤー自身が 敵の動きを覚え、ゲームに順応し、成長する
その先にある勝利によって得られるカタルシス(障害を取り除いた達成感)こそがゲームの根幹に根差すものであり
別の言い方をすると、常にストレスフルなゲームデザインなゲームな訳なので
ストレスが解消できないと攻略を諦めてしまう
ルート的な選択肢が少なくボスが倒せなくて積んでしまう
という欠点もあります。
オープンワールドの最適解
そこで発売したエルデンリングを見てみると
まず、ゲーム自体がオープンワールドになりました。
広大なマップには、攻略する場所しか存在していません。
たまに商人がいたり、NPCが居たり、ということはありますが
全てのロケーションで戦闘が発生する、と言っていい状況です。
そして、ほとんどのロケーションで装備やスキルなど何かしらが手に入ります。
この何かが手に入る、というのがかなり重要な要素で
過去オープンワールドといえば
- 広くシームレスなマップ
- 様々なランドマーク
- ランドマークの攻略
- 手に入るものは特にない、もしくはフレーバーテキストでランドマークの詳細が知れる
など、ランドマークは世界観を作り出すためのものであり
攻略をする意味があまりない、という作品が多くありました。
※ベセスダのゲームなどは大半がそんな感じ
しかし本作は、全ての場所を廻る意味がプレイヤーの中で明文化出来るのです。
しかも、マップに点在するダンジョンは、小さいものであれば攻略時間も短く
また、手に入る装備も、ステータス次第では強力になりうるものも多くあります。
※まあ、使えないものも多くあるんですが…
これが正直かなりモチベーションに繋がります。
本作の肝なる部分は、勝てない敵に準備が出来ること
そう、勝てない敵がいるのであれば、装備を揃えて、レベルを上げて強くなればいいのです
しかも、本作は過去作とは違いスキル系がかなり強力。
1回の遊びでは、体験できないほどの多くの戦術があり、別の手段で対抗することが出来て、進めやすくなっています。
※なおどんな強い武器やスキルがあっても、プレイヤーが上手く使えなければゴミに早変わり。
でもボスは正直かなり大味
ソウルライクといえばやっぱりボス
ということで、かなり多種多様なボスが存在します。
しかし、一部ダンジョンのボスが過去戦ったボス×2もしくは3という状況があり
数の暴力こそ正義である本作では、正直1人で攻略が厳しい場面も多く
また、どうやっても防ぎようのない攻撃をするボス、も多数現れるため
分からない問題を飛ばしてたら最終問題になった、というテストでよくある光景が最終的には生まれてしまう点は、不満に感じています。
また、一部ボスについては、明らかに近接攻撃が出来ない距離に移動し、遠距離攻撃を連発してくるボスも出現するため
遊んでたら絶対にキレます。
※そもそもソウルライクゲームでの遠距離は、リソースが有限で敵をボスを倒しきるに至らない性能のものが多いため
遠距離に居座る敵に何も対抗手段がないという分かりやすい構図が生まれます。
多くの救済処置
しかし、救済処置は多く存在もしています。
まずはスキル関係
前述した通り制限がある物の武器に付与できるスキルや魔法などが特に強力です。
※RTAでは凶悪スキルのおかけで、1時間以内にでクリアという記録出ました。
なおそのスキルは、強すぎるため弱体化されてますが、現在でも強いです。
次にオンライン要素
本作では、オンラインプレイヤーを呼び一緒に戦うことが出来ます。
※逆に別のプレイヤーに、雑魚的と一緒に喧嘩を売りに行くことも出来ます。
敵が数の暴力で来るなら、こちらも数の暴力で行けるということ。
なので、あまり積み状態になることが少なく、遊びやすい設計になっています。
エルデンリングは初心者向きか否か
この議論は色々な所で行われていますが、ソウルライクとして遊ぶなら
私はエルデンリングは、ソウルライク初体験という方にも勧められるゲームだと思います。
正直、ソウルライク自体が初心者に勧められる内容のゲームではないことは重々承知していますが
結局のところ、この作品の大きな魅力は、ゲームのボリュームです。
とにかく、遊んでいてストレスにさらされる部分もありますが、おおむね楽しく遊ぶことが出来ました。
また、NPCとのイベントでも途中取り返しがつかないことも多くあり
結局全部見たいならもう一度遊ぶしかない
その時は、別に強くなったキャラで2週目でもいいですし
もう一回最初から別キャラで走ってもいいのです。
そんな、自分好みの進め方が出来るエルデンリング
ゼルダの伝説BotWのようにオープンワールドに革命をもたらした1本
是非遊んでみてはいかがでしょうか!
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